ねっちりとした今日までの時間

ラブライブ!シリーズやその他のことについて書こうと思います

ラブライブ!11周年に寄せて

 こんにちは、ネッチです。

 

 今回は2021年6月30日にラブライブ!がお誕生日を迎えるということで、その記念に記事を書いていきたいと思います。

 

 なお、この記事は生春さん(@Time_mrsi)という方のタグ企画「#みんなで叶える物語」に寄せての記事になります。

 

 他にも沢山素晴らしい記事が投稿されることと思いますので、ぜひ御覧ください。

 

 このタグ企画のテーマは「あなたがラブライブ!を追いかける上で、特に大切にしているものを5文字以内で3つ教えてください。」となっています。

 

 それでは早速最初の1つ目の言葉から参りましょう。

1つ目の言葉

 最初の言葉は「音楽と物語」です。

 

 もう少し詳しく説明すると「音楽と物語が互いに相乗効果をもたらしている関係性を意識して味わう」ということです。

 

 ラブライブ!に限ったことではないとは思いますが、ラブライブ!シリーズ全体を通して、音楽にストーリー性が色濃く現れている楽曲が沢山あるように思います。

 

 特にアニメ挿入歌はこの側面が強いなと思います。

 

 そして私はこのストーリーを思い描きながら楽曲を聴く瞬間がたまらなく好きです。

 

 もっと言えば、ストーリーを意識して楽曲を聴く楽しさや感慨深さを教えてくれたのは他ならぬラブライブ!でしたし、このことに気付かなければラブライブ!の世界にここまでハマることもなかっただろうなという気がしています。*1

 

 そして今度は逆に、ストーリー性が埋め込まれた楽曲を聴いた後にもう一度アニメだったり小説だったりを味わうことで、スクールアイドル達の感情や彼女達の思い描く情景をより鮮明に感じ取ることができるとも思います。

 

 これらの意味で、私は「音楽と物語」というフレーズを大切にしています。*2

 

2つ目の言葉

 2つ目の言葉は「仲間との絆」です。

 

 ここでの「仲間」には色んな意味での「仲間」が込められています。

 

 まず1つ目は「スクールアイドル同士の絆」です。

 

 言わずもがなという気もしますが、ラブライブ!ではスクールアイドルが自分(たち)だけの在り方を求めて、他のスクールアイドルと助け合ったり、刺激し合ったり、時にはぶつかり合ったり、そういったかけがえのない時間を過ごしながら絆を深めるというストーリーが印象的で、これまでにも散々感動させられ泣かされてきました。

 

 その意味でスクールアイドル同士の絆は、自分がラブライブ!を追いかける上で欠かせない要素かなあと思いました。

 

 2つ目の意味としては「ファン同士の絆」です。

 

 これに関しては私自身もここ1年ぐらいになってようやく知っていったことかなと思います。

 

 普段チラ裏やおもしろツイート、エモツイートまで色んな呟きが溢れているツイッターランドの楽しさはさることながら、イベントなどの際にTwitterで繋がった方々と実際にお会いしてみるとまた一味違う楽しさがあるなと思います。

 

 1番面白いのはTwitter上では明らかに""ヤバめ""の人なのに、いざお会いしてみるとイケメン変態紳士が現れるタイプですかね(殴

 

 話を元に戻すと、Twitter上から始まった繋がりの中で好きなものについて語り合ったり、一緒に推しを追いかけたりする時間は、自分にとって大分かけがえのないものになっています。

 

 リアルの友達付き合いの中でオタク趣味を共有できることってなかなか無くて、仮にできたとしても同じ熱量を持っていることとなると相当珍しいのかなと個人的には思います。そのせいか、インターネット上で初めて同志を見つけたという話はよく聞きますね。

 

 私自身、Twitterで色んな方と繋がり始めたきっかけはラブライブ!だったというのもあり、あの時ラブライブ!に出会えていて良かったなあと思います。ライブや生放送、はたまた有志による催し(この企画然り)なんかでファン同士の繋がりを感じることも多く、こういった意味で「ファン同士の絆」というものを大切に考えています。

 

 最後にもう1つ付け加えると、3つ目の意味としての「スクールアイドルとファンの絆」です。

 

 ここでのスクールアイドルやファンというのは2次元3次元どの組み合わせでも考えられるかなあと思います。「3次元のスクールアイドル」に関しては捉え方は色々ありそうですが、例えばライブのステージに立つキャストさんと考えてみてはいかがでしょうか。

 

 それじゃあ我々ファンの視点で、スクールアイドルとの絆を感じる瞬間って何でしょう?と思うことがあったりします。

 

 絆を感じるのは「相手も同じ気持ちだったんだ」と実感する時かなと思うのですが、1つの例として私がすぐに思いつくのはキャストさんが涙を流す瞬間です。

 

 まあなんと単純なオタクだこと、と自分でも思ってしまいますが、それでもキャストさんの溢れ出す熱い想いを疑いようもないほど真っ直ぐにぶつけられる瞬間ですから、絆を感じるなと言う方が無理があります。

 

 やっぱり「涙は本当に感情が昂ぶったり沈み込んだりした時にだけ流れる」という経験をラブライブ!を通して自分たちがしているからこそ、ラブライブ!に向き合うキャストさんの「涙」というものに特別な信頼を置いているのかなと思います。*3

 

 まとめると、「仲間との絆」というフレーズには「ファンとスクールアイドルそれぞれあるいはお互いの間の絆」という意味が込められている、ということでした。

 

3つ目の言葉

 3つ目の言葉は「明日の活力」です。

 

 結論から言うと「明日も頑張ろうと思わせてくれるところが好き!」ってことですね。

 

 例えば仕事や学校に行くのめんどくさいなあと思うことありますよね。でもその日の夜にキャストさんの生放送がある!とかアニメが放送される!ということになれば、その時間をなんの心置きもなく没頭するためにその日を頑張ってみようと思えたりするなあと思います。

 

 それ以外にも「ライブ」というのもそのいい例かなと思います。ライブがある数ヶ月前からワクワクしながら、その日に全てを注ぐために色んな仕事を片付けたり、ライブを楽しみにして自分を励ましたりしています。*4

 

 あともう1つ大事なのは、日常生活の合間にスクールアイドルの歌や彼女たちの世界を彩る楽曲を聴くことで、その存在をいつも身近に感じて、勇気や元気を貰ったりあるいは辛い気持ちに寄り添ってもらったりすることですね。

 

 こんな風に、ラブライブ!の世界で起こる出来事が”現世”の自分に影響を与えてくるような、そんな魅力がラブライブ!にはあると思います。こういう生活をLoveLiveDays!と言ったりするのかなと思ったりもします。

 

 自分がラブライブ!の世界に本格的にのめり込んで1年が経とうとしているのに全然飽きる気配もないのは、ラブライブ!の外の自分にも良い影響を与えてくれたり、外に居る間でも心の奥底にはいつも”ラブライブ!”があるからなんだろうなあと思います。

 

さいごに

 ここまで3つの言葉「音楽と物語」「仲間との絆」「明日の活力」について書いてきました。

 

 私がラブライブ!シリーズ全体を追いかける上で成り立つ普遍的なお話だったので、少し掴みどころがなかったかもしれません。というか書いてる自分がそう思っているわけですね。

 

 それでも普遍的・抽象的な話というのは、それを抽出してくる自分の具体的な経験や思考があるからこそできることなのだろうと思います。つまりそれだけ多くのものをラブライブ!から貰ったという証なのかなと。

 

 いつかラブライブ!の世界から自分が遠ざかったり、もしくは今では考えられないようなことですがラブライブ!が終焉を迎えたりすることがあっても、ラブライブ!から貰ったものは無くならないし、ずっと自分の性格に根付いていくのだろうなと思います。

 

 何はともあれ、ラブライブ!11周年おめでとうございます。改めてその歴史の長さを感じさせられましたね。これからはもっとよろしくね。それでは。

*1:朧気ではありますが、このストーリーと音楽を重ねて聴くことの面白さを意識し始めたのはμ'sの「僕たちはひとつの光」の「Ah!ほのかな予感から始まり Ah!光を追いかけてきたんだよ…」を聴いたあたりだったと思います。MOMENT RINGの「無謀な夢から始まって 奇跡のようにすべてが繋がって」にも同じような感情を抱いていましたね。

*2:一方でユニット曲というのは大筋の物語には必ずしも準拠しないことで独特の世界観や楽曲を楽しめるのが魅力かなと思うのですが、スクスタで登場した虹ヶ咲のユニットのお話はこの「音楽と物語」の観点から期待を寄せている展開だったりします。

*3:ライブや生放送という枠の中で同じ時間を共有することでも絆を感じることが多いかなと思います。同じ時間を共有しているから同じ気持ちを共有しているだろうと考えることが多いからです。キャストさんの実況ツイートを見るとそれだけで嬉しくなったりするのは絆を感じているということかなあと思ったり。

*4:いざライブが終わった直後はというと、放心してたりで”戻ってくる”のに苦労することもしばしば。それでもある意味幸せなその時間があるからこそ、次のライブは数ヶ月前からその効力を発揮するのかなと思います。