ねっちりとした今日までの時間

ラブライブ!シリーズやその他のことについて書こうと思います

「幸せ」をくれた君へ

 2023年平安名すみれ生誕祭。

 

 お誕生日おめでとう。出会った時は16歳だったのに、もう18歳で成人だなんて、早いなぁとか、おじさん臭いことを思ってしまった。でも大事な日だから、お祝いの気持ちを込めて、筆を執っている。

 

 新入生加入というイベントによって、2次元でも3次元でも、Liella!は歳を重ねていくことが意識される。すみれちゃんが18歳になるのは3期生が加入する年なわけである。

 

 そして、すみれちゃんが「18歳になる」瞬間は確実に2023年9月28日でしかない。”18歳の誕生日”は今後もやって来るかもしれないが、”18歳になる瞬間”はいましかない。来年には恐らくもう歳を重ねる瞬間ではなくなっている可能性は、メタい視点だが十分にある。

 

 そんな気持ちで、丁度1年前に書いたブログを読み返していた。

 

imkt00.hatenablog.com

 

 当時を思い返しながら、この1年で伴に歩んできた道のりの重みを感じていた。当時思っていたことを振り返ることができて、書き残しておいて良かったなと思うから、今年もいま考えていることを書き残しておこうと思う。

 

 1年前から変わったこととしては、楽しんで生きることを大切にしたいと思うようになったこと。ほどほどで生きることが当たり前になりすぎていた自分がラブライブ!に出会って、頑張ってみたいと思うようになったから、頑張ることそのものに憧れがあった。でも、ここまで頑張ってきたからこそ思うのは、楽しんでやってる時の方が前進できるんだなということ。

 

 そして、楽しんでやってる時が幸せだなと思うようになった。楽しんでやれない時期はもちろんあるし、苦しい時にこそ頑張れるかっこよさに憧れはあるが、それでも楽しんでやる時にこそ大きく前進できる自分(のある意味での弱さ)を認めることが、少しずつできてきた気がする。*1

 

 また、「楽しさ」と「幸せ」を単純につなぐという、とても簡単なことが、ようやく実感をもってできるようになったことは1つの進歩だなと思う。

 

 正直なところ、僕はラブライブ!から受け取ったものを、ラブライブ!の外の自分に還元することで、本当の自分だけの幸せを手に入れたいと思っていた。ラブライブ!は楽しいコンテンツだけれど、それをただ受け取るだけで満足したくないと思っていた。

 

 でも、ラブライブ!の外の自分に対する自信が少しずつ生まれてきたおかげか、ラブライブ!の中にいる自分が感じる「楽しさ」にも「本当の幸せ」を見出して良いのだと思うようになった。

 

 こういう風に思えるようになった最後のひと押しはUNIVERSE!!だった。Liella!4th千秋楽、あの瞬間に感じた”幸せ”は、ラブライブ!の中とか外とか、一旦そういう全てを投げ捨てて、ただLiella!との繋がりに感じる暖かさだった。そして、いま思えばこれこそまさにラブライブ!の中にいる自分が感じる幸せだったと気がついた。

 

忘れないよ つながる嬉しさ
笑顔きらり
さあ君ときらり
Sing!Shine!Smile!/Liella!

 

 ラブライブ!を本格的に追いかけ始めて4年になるが、いまだに大切なものを受け取ることができるのは本当に嬉しい。UNIVERSE!!から受け取ったものは、これまでラブライブ!を追いかけてきた中で初めてのものだったし、それはLiella!と伴に歩んできた道のりがあったからなのだと思う。「共有してきた季節の長さの実感」こそ、その時僕がラブライブ!から新しく受け取ったものだった。だから、ここまでLiella!と、すみれちゃんと、一緒に歩いてきて本当に良かったなと思った。

 

迷いながら 見つけながら
ここまで一緒に歩いてきたね
Starry Prayer/Liella!

 

 すみれちゃんもこれ以上歳を重ねないかもしれないし、ラブライブ!スーパースター!!の展開がこれからどうなっていくのか、1、2年後には1つの節目を迎える気がしている。これまで積み重ねた物語を、決して消えないように大切にしながら、これからも歩んでいきたいなと思う。

 

遥かな未来 君と指差すんだ
二度と消えない ひかりを抱いて
Stella!/Liella!

 

*1:奇しくも、ペイトンさんは今年のお誕生日前日に、頑張りたがりな自分も好きだが、意外と肩の力を抜いてもいいと気づいた、ということをブログで語っていた。なんとなく似ている気がして、嬉しさ半分、歳の差を考えるとモニョモニョ半分だった。