こんにちは、ネッチです。
本日2021年9月21日から考えて、4年前に虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会の初期メンバーキャストさんが発表されたとのことで。
りょーすやぴ...さん(@kanata_rm1012)のタグ企画#TOKIMEKI_Lyricsに便乗してお祝いしようかなあと。
虹ヶ咲全体曲のパート分けでお気に入りのものを取り上げようとのことですよ。
全体曲について
お気に入りのパート分けについてお話する前に、私の全員曲に対する考え方を一応書いておこうかなあと。少し前から考えていたことだし、どうせならこの機会にと思いまして。
虹ヶ咲のスクールアイドルって基本はソロアイドルということになってますよね。それぞれやりたいことがはっきりしていて譲れない想いがある。そういうスクールアイドルが集まっているのが虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会なんだろうなと。
じゃあ、そのソロアイドル達が一緒に全体曲を歌うってどういうことなんだろう、という素朴な疑問をかつては抱いていました。ソロでやりたいスクールアイドル達が一緒に歌っている時の気持ちってどうなっているんだろう、と。
諸々の(大人の?)事情を考えると全員で歌う曲があった方が良いよね、という話も分からなくはないですが、今ここでしたいのはそういう話ではなく、普段ソロで活動しているメンバー達が寄り集まって全体曲を歌うまでのストーリーを考えようとしているわけです。
で、これに対する私なりの考えとしては、普段はソロで活動するアイドル達の伝えたい想いが(奇跡的に)一致した場合に生まれるのが全体曲なんじゃないかな、と考えることにしています。
元々ソロでそれぞれ活動しようと決めるほどそれぞれの想いを譲れなかった個性的なアイドル達が、同じ想いを抱く瞬間って珍しいだろうし、とても尊いなと思います。
そして、この全体曲というのは、全員が少しずつのピースを出し合って形作っているというよりは、1曲単位の大きさの想いをメンバーの数だけ重ね合わせている、というイメージを持っています。
だからこそ虹ヶ咲の”全体曲”はμ'sやAqours、そしてLiella!の”全員曲”とは違って、いつもフルメンバーでなくとも歌えるし、逆にメンバーを追加することだってできると私は思っています。メンバーの増減があっても、歌うメンバー全体の想いが一致さえすれば全体曲として成立するところが虹ヶ咲の強みでもあると思います。
先日行われたDiverDivaのファンミでTOKIMEKI Runnersが2人バージョンで披露されましたが、上のような考え方をしていた私にとってはとても嬉しかったんですよね。
私の1番好きな全体曲であるLove U my friendsだって元々9人で歌っていましたが、栞子ちゃんだって仲間に対する感謝とあなたに対する感謝を持っていてもおかしくないと思うんです。
お気に入りパート分け
さて、長々お話してしまいましたが、ここからは本題のパート分けについて。
先程お話したように考えている私にとっては、どのメンバーも歌詞の全部に準ずる想いを持っていることが前提になっているので、パート分けされていてもそこには全員の想いが込められていると思っています。
ただそれでも実際にパフォーマンスするとなった時に、「私は特にここを歌いたい」といった考えを持つこともあるのかな、と思います。
スクールアイドルの曲はスクールアイドルが作っていると思っているので、とあるメンバーが担当しているパートにはそのメンバーなりの特別な想いを重ねて歌っているとしたら素敵だなあとか思うわけです。
そんなわけで、今回は弊推しの桜坂しずくちゃんの歌っているパートでお気に入りのものをご紹介したいと思います。
きっかけは少し後から思い出し
全てがつながって
「NEO SKY, NEO MAP!」
まずはNEO SKY, NEO MAP!からこのフレーズ。
後になって思い出す、ということは、きっかけの後に起こった出来事に夢中になっていたか、あるいはきっかけが本当に何気ないもので特別視するものではなかった、ということかなあ。
がむしゃらにやっていたこと、あるいは何気なくやっていたこと、そういったものが後になって全部に意味があったと分かる(と思える)、というイメージかなあ。
これからやるぞ!と意気込んだり、ドラマチックな始まりじゃなくても良いんだよ、後になって気付くほど些細なきっかけで良いんだよ、と言われているような気がします。*1
また、オタクとの出会いや付き合いに対しても「全てがつながって」を感じることもあるなあと思ったり。
そしてもう1つだけお気に入りのパート分けを。
あせらないで
「NEO SKY, NEO MAP!」
ここもしずくちゃんのパートです。アニガサキの文脈で考えるとこれまたエモエモなんですよねえ。
全体的に希望に満ち溢れた楽曲だし、自由に未来を描いていこう、と皆が踏み出そうとしている中での「あせらないで」という言葉なので、「(できていなくても)あせらないで」という風な意味合いなんじゃないかなと思っています。
ところで、しずくちゃんは良い子の桜坂しずくとして自分を偽ってしまうきらいがあったわけですが、「できていなくても」っていつ見ても完璧な優等生キャラにはそぐわない言葉だと思いませんか?
かすみちゃん含めた同好会メンバーに本当の自分(演劇好きな自分)を受け入れてもらい、”良い子の桜坂しずく”を受け入れたしずくちゃんだからこそ「あせらないで」と語りかけることができるというか、説得力が増すというか。そんな風に感じています。
さいごに
さて、いかがだったでしょうか。
今まで、パート分けに意味を見出すことをあまりしてこなかった身なので、今回の執筆で新しい視点が増えたのかなあ、という気がしています。
今後全体曲を聴く時にはこういったことに注意して聴いてみようかな?と思いました。
そして記念すべき4周年。自分はその始まりを目撃したわけではありませんが、それでも自分の中での虹ヶ咲の存在は大きいものだし、おめでとう、そしてありがとうという気持ちが自然に湧いて来ますね。
自分の性格的に普段あまりこういう事は言わないのですが、まあ本心だしね。記念日だし認めることにしましょう。
これからも応援していきます。ではでは。