ねっちりとした今日までの時間

ラブライブ!シリーズやその他のことについて書こうと思います

虹ヶ咲3rdライブで泣かされた話

 こんにちは、ネッチです。

 

 今回は2021年5月8日、9日に行われたラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 3rd Live! School Idol Festival ~夢の始まり~に参加した感想なんかを記しておこうと思います。

 

 舞台演出についてのエモい考察記事というよりは、自分が感じたことを中心に、日記のような感覚で書いていこうかなと思います。

 

00.開演前

 私は本当に有り難いことに両日現地参加することが叶いまして、開演前はアリーナの最前ブロックで広告MVを見たり、ファンの応援メッセージを読んだり、Twitterを見たりしてました。

 

 アリーナに座る事自体初めてなのにいきなり最前ブロックを経験することになって、緊張やら期待やらでだいぶソワソワしていた気がします。

 

 思い出深いのは、広告MVで流れていたDiverDivaのTHE SECRET NiGHTを聴けたことですね。前々からこの曲にハマっていて、会場の(クソ)デカ音響で聴けたことが嬉しかったですね。早くフルが聞きたい!バーニンバーニン

 

 

01.虹色Passions!

 最初の一曲目。

 

 まず初っ端の感想「いや、待って、キャストさん近くない?!」

 

 なんか手振ってくるんだけど?!?! え、いやだ、待って、、ほんとに無理.........(泣)

 

 はい。

 

 誇張なしでこんな感じでした。

 

 そんなこんなで後半は半ベソかきながらブレード振ってましたとさ。

 

 少しだけ曲の感想を書くと、「諦めない思いが未来への扉開くよ」が、アニメ化をもぎ取った虹ヶ咲の歩みや、コロナ禍にも関わらずライブ開催にこぎつけた背景に重なって泣けるってことです。

 

02.CHASE!

 CHASE!は1stアルバムの曲だったわけですけど、今回自分はアニメの背景を軸に解釈して聴いていました。

 

 具体的には、せつ菜ちゃんが大好きな気持ちをぶつける曲として聴いていたわけではなく、新たな一歩を踏み出す(踏み出して欲しい)旧同好会メンバーの背中を押すことを願った曲として聴いていました。

 

 本当はスクールアイドルとしてやりたいことがまだまだあるせつ菜ちゃんが、不器用さゆえにした自らスクールアイドルを辞める決意と、それでもなお振り切ることができないスクールアイドルへの想いが心の奥底では残っていて、葛藤しているような。

 

 シャウトという表現によって、そういった葛藤を振り払おうとしているせつ菜ちゃんが見えたような気がして泣かずにはいられませんでした。胸が締め付けられましたね。

 

03.Dream with You

 さて次は歩夢ちゃんです。

 

 曲については言わずもがな、始まりのトキメキを歌ったようなエモい曲なわけですが、実際に聴いているときは、Awakening Promiseが常に頭にある状態で聴いていましたね。

 

 第1話からから第12話の段階まで、侑ちゃんとの2人の夢を見続けるわけですが、その夢から覚める瞬間を自分は知っているからこそ、その夢の儚さや残酷さみたいなものを感じてまた泣いてました。

 

04.Poppin'Up!

 かすみちゃんです。

 

 前曲で「うぅ...歩夢ちゃん...(泣)」となっていたところにワンダーランドをぶっこんできたかすみんはもう流石という感じですね。正直アニメが挿入されると思っていたので完全に油断してました。

 

 で、Poppin'Up!は楽しく盛り上がったのか...というと、楽しかったのは事実ですがやっぱり泣いていたんですね。

 

 せつ菜先輩との衝突を経ての曲ということもあって、「良かったなあかすみん...」の気持ちで聴いてました。

 

 それに加えて、個人的に「絶対的CONFIDENCE欲しいな」というワードがしずくちゃん(弊推し)の第8話でのシーンに繋がるのかな、と思っていることもあって感動しちゃったんですよね。かすみちゃんだって不安に思うことがある中でのあのしずくちゃんへの言葉だったのかな、と思います。

 

05.DIVE!

 再びせつ菜ちゃんです。

 

 CHASE!を聴いている段階で、DIVE!で救われるせつ菜ちゃんがずっと念頭にあって、やっとその時が来たという安堵感がまず最初にあった気がします。

 

 その後はともりさんのパフォーマンスも相まって、何にも囚われずに、大好きを叫ぶように歌う姿に泣かされてしまいました。

 

 もうこの時点で泣いてない曲が無く、ヘロヘロになりつつありました。

 

06.サイコーハート

 愛さんがやってまいりました。

 

 と思ったらなんかいっぱい出てきた~!!!ヘイ!ヘイ!

 

 いやー、ようやく純粋に楽しいの気持ちで聴ける曲が来たなあと思ってたんですよね。(あれ?)

 

 会場のみんな、配信で見ているであろうみんな、全員が一緒に盛り上がってクラップもして。これが愛さんの見たかった景色なのかなとか、そういう景色を愛さんに見せてあげられたのかなとか思うとなんかウルッと来たんですよね。やばい。

 

 そしたら「おんなじ記憶胸に刻もうよ」とか歌ってるんですよ?もちろん刻みますとも...!

 

 そしたら「カンドーをアリガト」とか歌ってるんですよ?泣くしかないじゃん?!こっちがアリガトですよほんと。

 

 ライブで盛り上がることで進化する曲ってこういう曲なのかなあと思いましたね。

 

07.La Bella Patria

 癒やしのエマちゃん来ました。

 

 エマちゃんはセンターステージにずっと居たので後ろ姿を見ていた感じでしたね。

 

 「叶えていくんだ これから何が起こっても」

 

 これもまた社会情勢を思い起こして泣いてました。ライブ前に聴いてるときはそんなこと思わなかった気がするのですが、ライブ中に自然とそういう読み取りをしていましたね。

 

 「みんなとね(一緒にね)笑顔に変えていくから」

 

 エマちゃんはなんて強いんだろうって。やっぱスクールアイドルのためにスイスからやって来ただけのことはあります。エマちゃんが居てくれたらなんとかなりそうって思わされました。ありがとうエマちゃん。

 

08.ツナガルコネクト

 璃奈ちゃんです。

 

 そもそも6話の内容が泣かす気満々なんだから泣かないはずもなくて。

 

 「なのにどうして」から「なのにホントだ」の流れを聴いた瞬間、このライブで璃奈ちゃんとツナガルことができたのかなとか、璃奈ちゃんの想いはちゃんと伝わってるよという私達の想いが届いたのかな、と思うと本当に嬉しくて。

 

 それから、田中さんの満面の笑みも印象的でしたね。

 

09.Butterfly

 彼方お姉ちゃんです。

 

 この曲に対する自分の反応が意外だったという意味で一番印象に残っているのがこの曲かもしれません。

 

 自分が弟という立場も相まって、年上から認めてもらえる嬉しさに敏感なのかなという風に思っているのですが、この曲を聴いている間は遥ちゃんの気持ちに寄り添う感覚で聴いていました。

 

 自分を頼りにしてくれて、お姉ちゃん一人では抱えきれないものを一緒に抱きしめさせてくれる。この感情だけでボロボロ泣いてました。*1

 

 そんな感じで泣いていたせいで、イントロのおててパタパタを2日とも見逃すという愚行を犯していたことは内緒です。

 

10.Solitude Rain

 推しが来ました。

 

 「良かったなあ...しずくちゃん...(泣)」

 

 聴いている間はほとんどこれだった気がします。あんまり覚えてないというのが正直なところ。

 

 1つだけ強烈に記憶に残る体験だったのが、「あなたの心に触れたい」を歌う前田さんと呼吸を共有したような不思議な体験でした。

 

 1番2番と聴いて(泣かされて)、曲も盛り上がってのcメロだったのもあり、半ば叫ぶように歌っていたように感じて、自分も自然と「触れたい」の瞬間に息を絞り出していました。

 

 別に自分は歌っていないのでそんなことしなくても良い訳ですが、気付いたら体がそうしてた、という感覚でしたね。不思議だけど印象深い経験でした。

 

11.VIVID WORLD

 果林さんです。シュゴーーーーーーーーーーーー

 

 え?(え?じゃないが)

 

 脳内再生でセルフ「ライバルだけど、仲間!」をやって、感動的にイントロに入ろうとしたら何事かと思いました笑

 

 しかもその瞬間に初めてVIVID WORLDのMVの白い雲の正体を知りました。石鹸か何かかと思ってました(なわけ)

 

 それでもやっぱり曲自体は強いのでね。無事泣かされました。

 

 やっぱり、ライバルとしての関係性を(恐らく誰よりも)重んじる果林さんが仲間としての関係性の尊さに気付くという文脈がエモすぎる。

 

12.Awakening Promise

 2回目の歩夢ちゃんです。

 

 もうね、長かったよ...ほんと(泣)

 

 Dream with Youのあの瞬間から、2人だけの夢を見始めるあの瞬間から、ずっと夢を見続けた歩夢ちゃん。

 

 ファンの想いも大切にしながらも、変わらぬ想いがそこにあり続ける。美しすぎます!!!

 

 あとは、「咲かせていくの」という部分の振り付けが性癖にぶっ刺さりました。かっこいいし美しい。思わず真似したくなります。

 

13.夢がここからはじまるよ

 泣いた。

 

 あまりに尊くて感動的すぎて思考が停止していた瞬間がいくつかあったような。

 

 そして侑ちゃんのピアノ。あかんでしょあれは。

 

 もちろん自分のこれから≒夢にも思いを馳せながら聴いていましたよ。

 

14.NEO SKY, NEO MAP!

 EDテーマ来ました。

 

 ああ、もう3rdライブも終わりなんだなあ、という気持ちが一気に押し寄せてきました。アニガサキのEDとして毎週聴いていただけのことはあります。

 

 この曲についてはまた後ほど。

 

15.Sweet Eyes

 最後の最後でようやく純粋に楽しめそうな曲がきましたね。泣かされ続けた体に染みます...

 

 とか思ってたら、トロッコに乗ったキャストさんがめちゃくちゃ近くて?!

 

 いやいやいやいや、ほんとに近い、近い、なんか手振ってきてる......まじ無理...... うぅ....(泣)

 

16.全速ドリーマー

 ライブ終盤にしてようやくキャストさんとの近さに慣れてきて、気恥ずかしさも少しだけ無くなってきました。

 

 「何度も何度でも 走り出そうよ」

 

 悲願だったアニメ放送が終わり、3rdライブも終わった後の虹ヶ咲はどうなっていくんだろう。ファンが心配することではないとは思いつつも、やっぱり不安みたいなものはあって。

 

 それでも「何度でも走り出そうよ」と歌ってくれる彼女たちが本当に頼もしくて。これまで以上に大好きにさせられた気がしました。

 

17.未来ハーモニー

 「やっと来れたね」

 

 アニメ放送時期には「予定されていなかったアニメ放送まで来れたこと」を歌っていたのが、今回は「3rdライブ開催まで来れたこと」を歌っているような気がして。

 

 夢見るたび色が増えていくってこういうことなのかなあと思いました。「こんな夢叶ったらいいなと夢見るから色が増える」と「夢が叶う瞬間を今見ているからまた色が増える」。どちらも素敵だなと思います。

 

 また、「響くハーモニー空へ届け」を聴きながら、ドームに反響する曲や歌声、(物理的に)空へ伸びて行くハーモニーを感じて「ほんとに綺麗なハーモニーだなあ」としみじみしていました。

 

17.5 幕間アニメ

 私はもうしずくちゃんと侑ちゃんのやり取りが見れて感無量ですよ....

 

 後は、侑ちゃんと"あなた"の関わりが見られたことには感じるものがありましたね。

 

Day1

18.無敵級*ビリーバー

 イントロがかかった瞬間「ほんとにやってくれた!」という感謝のような気持ちでいっぱいになりました。

 

 2ndライブで観客が居ないこともあり不安に思っていたという相良さんの前で、直接光を届けられたことがこの上なく嬉しかったですね。

 

19.TOKIMEKI Runners

 ここまでずっと泣いてたこともあって、正直このあたりではもう覚えていることがあまりないんですよね。

 

 単純に”回収できた”という嬉しさや、虹ヶ咲が始まった(とされる)瞬間を思い浮かべながら聴いていたと思います。

 

 あとは、しずくちゃんが近い位置にいたというのもあって、ずーっとしずくちゃんを目で追っていました。

 

 歌っていない瞬間の立ち居振る舞いを見れたのは嬉しかったですね。こんな感じなんだという。

 

20.Love U my friends

 え? あ、え、まじ????

 

 この曲に関してはもう絶対披露されないだろうと思いこんでいたので相当驚いたし、イントロがかかってもLove U my friendsだと認識できていなかった気がします。

 

 虹ヶ咲の全体曲の中でも1,2を争うレベルで好きな曲だというのもあって嬉しすぎました...

 

 とはいえ驚きすぎて歌詞を噛み締めたりする余裕がないまま終わっちゃったという悲しいエピソードもあります。Day2ありがとう。

 

Day2

19.友&愛、My Own Fairy-Tale、オードリー、開花宣言、テレテレパシー、Wish、MELODY、☆ワンダーランド☆、声繋ごうよ

 「ソロ曲いっくよ~~~!!!」

 

 え、え、なになに、まだなにかソロ曲ってありましたっけ?

 

 何この曲なんか聴いたことある気がするけどなんだっけ、あ1stアルバムか!(違う)

 

 Bメロあたりでようやく2ndアルバムだと気付きました。

 

 Love U my friendsのとこでも書きましたけど、2ndアルバム曲は一番披露される可能性が低いだろうと思っていたので、もうほんとに信じられなくて。

 

 個人的な話として、虹ヶ咲にハマっていったのがラブライブ!フェスの後だったこともあり、1stライブを見に行けてなかったんですよね。

 

 そのせいで2ndアルバム曲のパフォーマンスをリアルタイムで見た経験が無かったのです。

 

 2ndアルバムは曲調やストーリーが好きな曲ばっかりのアルバムで、だけどライブで見たことがなくて、今後いつ披露されるかも分からない状況で、1stライブに行っていなかったこと、2ndアルバム曲を見れていないことがずっと心残りだったんです。

 

 それが、今回の3rdライブで、一番期待していなかった曲たちを生で聴くことができてほんとうに感激でした。

 

 実際に聴いている最中は、曲や歌詞に注目するよりも、むしろ披露してくれたことだけで泣いてしまって。でも幸せでしたね。

 

 正直に白状すると、特にオードリーは歌詞そっちのけで泣きじゃくってました。

 

 なんとなーーく覚えているのは、WishとMELODYは曲本来の文脈に合わせて聴くことができたような気がするということです。

 

20.Love U my friends

 Day2のLove U my friendsです。

 

 メドレーは流石に予想外でしたが、Day1でLove U my friendsが披露されることを知って、心構えをしていたというのもあって、自分の満足のいく聴き方ができたと思います。

 

 この曲は同好会メンバーがお互いに対する感謝を伝えると同時に、あなたへの感謝も込められていると私は解釈しているのですが、この3rdライブの場で披露してくれたこと自体にも意味を感じましたね。

 

 当ブログの記事に詳しいことは書いたのですが、「大好きが咲いている」はまさにライブ会場にぴったりの表現だと思うし、「出逢えた奇跡は何より宝もの」とか言われたら泣くしかないんですよね。

 

 そして極めつけは「虹がねぇ 見えたの!」でした。私はこの一言にあなたに対する最大級の感謝が込められていると思っているので、この瞬間にブワッと感情が溢れました。*2

 

21.NEO SKY, NEO MAP!

 イントロが沁みるんじゃあ~~....

 

 最高の締めくくりでしたね。

 

 最後に一つだけハッとさせられたことがありました。

 

 夢ここは諦めないでいてくれた”あなた”がいたからこそ夢を叶えられると言うメンバーから、今度は”あなた”にも夢を追いかけて、そして応援させて欲しいという思いが込められていると思っています。

 

 このことに関して、私自身、まだはっきりと”夢”を思い描くことができておらず、そんな状態で夢ここを聴くことに少しだけ抵抗を感じる部分がありました。

 

 そんなときNEO SKY, NEO MAP!の「あせらないで行こう ときめく時間を楽しんで」という歌詞が、涙で朦朧としている頭になぜかすっと入り込んできたんですよね。

 

 「そっか、虹ヶ咲は最初からそう言ってくれてたんだ」と。

 

 最後の最後に大事な大事な想いを受け取った気持ちになりました。

 

 

さいごに

 要所要所で感情をそのまま言葉にしてみました。それだけ自分の感情を書き残しておきたいと思ったんですね。

 

 実のところ、Day1が終わった時点でかなり精神的に打ちのめされていて、半ばDay2に行くのが億劫になるほどだったのです。もはや泣いてない時間の方が短かったぐらいですから。

 

 Day1のあの感動があったが故に、Day2の経験が陳腐なものになってしまうんじゃないか?という不安もありました。

 

 知り合いとの雑談のおかげもあってDay2開演までにはなんとか持ち直して、まさかのサプライズもあって、実際はそんな心配する必要なんて全くありませんでしたね。

 

 こういう経験をすると、一緒に楽しむ仲間っていいな、と改めて思いました。

 

 Twitterやブログを初めてからラブライブ!の世界により深くハマっていって、十分楽しいと思えるLoveLiveDaysを過ごして来たと思っていたのに、まだこんな体験があっただなんて。予想も超えてく展開。

 

 いつも関わってくださるみなさん、TLにチラ裏から面白ツイート、エモツイートまで流してくれるみなさん、そしてブログを読んでくださっているあなた、本当にありがとうございます。

 

 柄にもないことを言ってしまったので、今回はこのあたりで失礼しますね。私はそろそろ虹ヶ咲の曲を聴けるようにリハビリしていかねばなりませんので...(?)

 

 虹ヶ咲のみなさんも最高のライブと、これからも夢を見させてくれることに感謝いたします。最高の2日間を本当にありがとうございました。

*1:認めてくれて頼りにしてくれる嬉しさに加えて、一緒だから嬉しいという気持ちもあったのかなあ。

*2:簡単に説明すると、虹を見ることができたのはあなたがいたからこそであるということで、感謝が詰まっているという考え方です。