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ラブライブ!シリーズやその他のことについて書こうと思います

ラブライブ!スーパースター!!第7話感想

 こんにちは、ネッチです。

 

 今回も感想を書きます。

 

千砂都ちゃんのこと

 今回の千砂都ちゃん、なんかやけに冷静というか、さっぱりしてる感じしませんか?

 

かのん「それにしても何か理由がある気がするんだよねぇ」

千砂都「でも、昨日聞いても教えてくれなかったんでしょ?」

かのん「それは...」

第7話中盤、4人が部室で話すシーン

 

 一度恋ちゃんを問い詰めて、それで教えてくれなかったのなら、もう正攻法で考えてもしょうがなくない?とでも言いたげな雰囲気を感じました。他にも、

 

かのん「どうしよ~(泣)約束も何もしてないのに~(泣)」

千砂都「尾行して来たからね。」(お茶を飲みながら)

かのん「うわ~、葉月さんになんて言えば分かってくれるかなあ~(泣)」

千砂都「あ、美味しい。」

第7話終盤、4人が恋ちゃんを待つシーン

 

 いや、めっちゃ落ち着いてるやん千砂都ちゃん(笑)

 

 その後もチビに追いかけられながらスマホを弄る様子も描かれてましたしね。

 

 幼馴染にすら内緒にしながら約束を果たすためなら海外留学も厭わず、転科をやり遂げただけのことはあります。肝の座り方が尋常ではありません。武士かな?

 

 クーカーの2人が一旦別の部活に入って、チャンスがあればスクールアイドル部として独立することを勧めるシーンでも思いましたが、「とりあえずやってみる。ダメならその時はその時。」みたいな思想を持ってそうだなあ、と。

 

 「葉月さんになんて言えば」とアワアワするかのんちゃんに対して、千砂都ちゃんは「話してダメなら追い返されるだけでしょ?」みたいなことを考えてそうだなあと思いました。気が弱かった千砂都ちゃんがここまで強く成長したのはかのんちゃんの存在があったからなんでしょうか。 

 

 また、転科の理由については、「かのんちゃん達と同じ目標に向かって頑張りたいから」と話していました。スクールアイドル活動に専念するため、と転科届にも書かれていましたね。

 

 かのんちゃん達は納得したみたいですが、私としては多少違和感があるのは否めないところではあります。

 

 そもそも音楽科の生徒としてスクールアイドルをしてはいけない理由ってなんだろう、と思うんですよね。

 

 「スクールアイドル活動に専念するため」という理由が転科の理由として認められる時点で、スクールアイドルは普通科でなければならない、あるいは普通科が望ましい何らかの事情があることは想像が付きますが、結局はっきりしないなあと思うわけです。

 

 恋ちゃんのお母さんらしき高校生が、結ヶ丘の普通科の制服と同じ制服を着ていたことと何か関係がありそうな気がしないでもないです。

 

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 余談ですが、神宮音楽学校の時代には音楽学校と言うぐらいだし、結ヶ丘の音楽科に相当する学科しか存在しなかったんじゃないかな、とか思うわけですが、仮にそうだとするとその音楽学校の制服が結ヶ丘の普通科の制服に引き継がれているというのがなんとも意味深ですね。

 

 

疑問点いくつか

 恋ちゃんに関してはいろいろ疑問点がありますね。ただ、答えはまだ出ないなという気もしていますので、整理だけしてみようかなと。

 

 まずはなぜスクールアイドルは結ヶ丘にとって無い方が良いと考えているのか、ということです。

 

 Sunny Passionは島を盛り上げるためと思えばスクールアイドルを頑張れる、ということを言っていたし、μ'sやAqoursも学校のためにスクールアイドルを頑張る姿が印象的でした。

 

 そういったスクールアイドルたちを知っている我々からすると、恋ちゃんがスクールアイドルは結ヶ丘に無いほうが良いと考える理由が余計に分からなくなってきます。大会ラブライブ!の存在もレベル云々の話ができるぐらいには知っているようだし、スクールアイドルが学校を活気づけたというどっかしらの学校の話を聞いていてもおかしくないと思うんですよね。*1

 

 来年の入学希望者数を理事長に聞き出そうとする恋ちゃんの姿や、学校の運営が芳しくない様子から察するに、この先数年or数十年に渡って生徒数が維持できる目処が立っていないんだろうか、と思うのですが、「生徒数」「廃校」「スクールアイドル」といったラブライブ!的キーワードが出揃って来たなあと。

 

 結ヶ丘の前身の神宮音楽学校も生徒数不足によって廃校が決定した歴史があるようだし、旧校舎にあった学校アイドル部の部室や、やけに強調された2本の鍵など、色んな伏線がもう少しで繋がりそうですよね。

 

 言ってしまえば神宮音楽学校にスクールアイドル的存在があった可能性は高いかなーと。ただ、恋ちゃんの母親の世代にスクールアイドルという概念が存在していたかは少々疑問ですし、「学校アイドル部」という表記が為されている時点で現代で言うところのスクールアイドルとは多少趣が違ってもおかしくはないかなと。

 

 それから、もう1つ疑問に思ったのは恋ちゃんの全校集会での言葉ですね。「音楽科をメインに学園祭を行う」というもの。

 

 普通科の生徒曰く公約違反だということで署名活動も起こるレベルなので、それはもうあからさまな手のひら返しだったんだろうなあと。

 

 恋ちゃんの行動は亡き母が遺した結ヶ丘を存続させるための行動である、ということを仮定して考えると、対外的なイメージを良くするために、学園祭で”レベルの高い”音楽科の生徒を全面に押し出して、入学希望者を増やそうと思ったのかなあと。そのためには普通科の生徒に嫌われても構わない、みたいな?*2

 

 ただまあ、そういった「学園祭は音楽科をメインに」という発言をわざわざ全校集会でする必要があったのか、という疑問も浮かび上がってはくるんですよね。さり気なく音楽科をメインにしてしまえば良かったとは思いませんか(ゲス顔)

 

 とはいえ、常に彼女たちに賢いやり方・生き方を求めているのか、というとそうでもないし、つべこべ言わず8話を待てという話ですね。すいません。楽しみにしています。

 

 

さいごに

 さて、千砂都ちゃん回よろしく、核心の部分だけ上手く隠されてるな~という感覚がしているわけですが、今週末には放送されるというのがせめてもの救いですね。

 

 色々疑問点はありますが、結局自分が念頭に置いておきたいと思ったのは「なぜ恋ちゃんは結ヶ丘にスクールアイドルは無いほうが良いと思うのか」ということですね。

 

 なんとなく理事長と恋ちゃんが対立していそうな雰囲気がしていますし、お手伝いのサヤさんのことも相まって徐々に恋ちゃんが孤立してきたなあ、という気がしています。チビがいるから大丈夫だなんてそんな...

 

 第8話はクソデカ感情回になりそうですね。覚悟してかかりましょう。

 

 それでは今回はここまで。最後までご覧いただき本当にありがとうございました。ではでは。

*1:第6話の記事で書いたことですが、恋ちゃんが千砂都ちゃんを「澁谷さん達と一緒ではないのか」「それでいいのか」などと、スクールアイドルと距離を置く千砂都ちゃんを心配しているような姿が見られたので、そこと若干齟齬がある気もするのでますます謎だなあと。

*2:普通科の生徒以前に、理事長とか教員からツッコミが入るのでは?と思うんですが、これは野暮な話かもしれません。